心理カウンセリングの鉄則エリックバーン流!
2024/06/17
こんにちは、みなさん!心理カウンセリングというと、難しく、深い話が多いイメージがありますよね。でも、実際には、多くの場合、カウンセラーとの会話によって、あなたの感情や思考を整理することができ、心が楽になることも多いです。そこで、今回は、アメリカの心理学者であり、心理療法の創始者の一人でもあるエリック・バーンが提唱する心理カウンセリングの鉄則をご紹介します!この鉄則を知っておくことで、あなたもより効果的なカウンセリングを受けることができるかもしれません。ぜひ、最後までご覧ください。
目次
心理カウンセリングの鉄則
心理カウンセリングには、どんな人でも役立つ鉄則があります。その1つが、相手に対して共感を示すことです。相手の気持ちや状況に対して理解し、共感を示すことで、安心感や信頼感を与えることができます。 また、聴き役としての役割も重要です。相手が話をしている時は、真剣に耳を傾け、適度な距離を保ち、目を合わせながら話を聞くことが大切です。さらに、相手の言葉よりも表情やしぐさ、声のトーンから感情を読み取り、適切なアドバイスや解決策を提供することが求められます。 しかし、カウンセラー自身もストレスや苦しみを感じることがあるため、自己ケアも必要です。自分なりのストレス解消法を見つけ、心身ともに健康であることが、相手に最良のサポートを提供することにつながると言えます。 このように、心理カウンセリングにおいては、相手に共感し、聴き役として真摯に向き合い、自分自身も健康であることが重要な鉄則となっています。
エリックバーン流
エリックバーン流とは、アメリカの心理学者エリック・バーンによって考案された、心理カウンセリングの技法のことを指します。この技法は、人間関係においてよくあるベリーダンスと呼ばれるパターンを解消することに力点を置いています。このパターンとは、相手に対して、権威的な親、反抗的な子、大人の役割を演じる大人という3つの役割を交互に演じることで、相手に対して自分自身を主張することができなくなることを指します。このパターンに捕われた人々を、エリックバーン流のカウンセリングは、それぞれの自己主張の方法を改善することで、相手とより健全な人間関係を築く手助けをします。この技法は、個人、グループ、カップルカウンセリングに広く使用されており、長年の実績をもとに、信頼性と有効性が高く評価されています。
カウンセリングのプロセス
カウンセリングは、心理的な問題を抱える人々に対して支援やアドバイスを提供するプロセスです。一般的に、カウンセリングのプロセスにはいくつかのステップがあります。まず、カウンセラーはクライアントとの信頼関係を築くことが重要です。そして、クライアントが抱える問題や悩みを聞き、理解するためにヒアリングを行います。次に、カウンセラーはクライアントが目標を設定し、自身の問題を克服するための行動計画を作成するお手伝いをします。また、セッション中には、クライアントの感情や行動がどのような変化を遂げたのかを確認することも重要です。最終的に、カウンセリングのプロセスの中で、クライアントが自身の問題に対して前向きに取り組むための自己肯定感や自信を回復することが目的とされています。カウンセリングは、クライアントが自分自身を理解し、自身の問題を克服するためのプロセスです。プロセスを通じて、クライアントがより良い精神的健康を実現するための手掛かりを得られます。
効果的なカウンセリングの技術
心理カウンセリングにおいて、効果的なカウンセリングを行うには、さまざまな技術が必要です。まずは、クライアントの話をじっくり聞くことが大切です。クライアントが話しやすい環境を整え、相手の話を一方的に聞かずに、何を言いたいのか、何が辛いのかを理解することが求められます。 また、質問やフィードバックをうまく使うことも重要です。クライアントの本質的な問題を引き出すための質問を投げかけたり、クライアントの話を要約したり、感情に共感したりすることで、クライアントは自分自身の気持ちや問題を理解しやすくなります。 そして、カウンセリングを進める上で、さまざまなカウンセリング技法を使い分けることも重要です。認知行動療法や催眠療法、アートセラピーなどの技法を使い、クライアントの状況に応じた最適なアプローチを行うことで、クライアントの問題解決へと導いていきます。 以上のような技術を使い、クライアントと密に対話をし、クライアントに寄り添い、心の健康をサポートすることが、心理カウンセリングの取り組みとなります。
カウンセリングでの人間関係構築
心理カウンセリングにおいて、クライアントとの信頼関係や安心感を構築することは非常に重要です。カウンセリングに訪れる人々は、悩みや問題を抱えており、自己開示や自己評価の低下がある場合があります。そこで、カウンセラーは積極的にクライアントに対話の空間を提供し、共感や理解、尊重し、信頼関係を築き上げていくことが求められます。本来であれば、相手を知ることから始め、共通点や相違点を見つけ出し、その交流を深めることがベストプラクティスです。このような人間関係構築は、カウンセリングの初回から継続的にタスクを行っていくことで、より良い治療成果をもたらします。クライアントが自分自身に対してふさわしいと感じるものに向かって成長し、自己確立していくために、カウンセリングにおいては、人間関係の構築が非常に大切なのです。